革靴についたペンキの落とし方!水性・油性別の対処法とやってはいけないこと

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一般

お気に入りの革靴にペンキがついてしまうと、

「これって自分で落とせるの?」
「乾いてしまったペンキでも大丈夫?」
「シンナーを使えば簡単に落ちるのかな?」

と焦ってしまいますよね。

結論からいうと、革靴についたペンキは、ペンキの種類や乾いているかどうか、革の種類によって対処方法が変わります。

大切なのは、慌てて強くこすったり、強い溶剤を使ったりしないことです。

革は表面の仕上げによっても性質が異なり、同じお手入れ方法でも色ムラや風合いの変化につながることがあります。そのため、革用のお手入れ用品を使う場合も、まず目立たない部分で確認することがすすめられています。

 

この記事では、

・ペンキを落とす前に確認したいこと
・乾く前と乾いた後の対処方法
・水性ペンキと油性ペンキの違い
・革の種類別の注意点
・やってはいけないこと
・自分で落としにくい場合の対処方法

について、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。

「何からすればいいのかわからない」という方は、まず次の3つを確認するところから始めてみてくださいね。

 

 

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  1. 革靴についたペンキを落とす前に確認したい3つのポイント
    1. 水性ペンキか油性ペンキかを確認する
    2. ペンキが乾く前か乾いた後かを確認する
    3. スムースレザー・スエードなど革の種類を確認する
    4. 目立たない場所で革への影響を確認してから作業する
  2. 乾く前・乾いた後で変わる革靴のペンキの落とし方
    1. 乾く前はこすらず余分なペンキをやさしく取り除く
    2. 革用クリーナーは少量ずつ布に取って使う
    3. 乾いたペンキは無理にはがしたり削ったりしない
    4. 一度で落とそうとせず革の状態を確認しながら進める
    5. 変色や表面の変化が見られたら作業を止める
  3. 水性・油性ペンキで革靴への対処方法はどう違う?
    1. 水性ペンキでも大量の水で革靴を洗わない
    2. 乾いた水性ペンキを無理に水でふやかさない
    3. 油性ペンキでもシンナーやペイントうすめ液を直接使わない
    4. ペンキの種類がわからない場合は強い溶剤を使わない
  4. 革の種類別|ペンキがついたときの落とし方と注意点
    1. スムースレザーは対応する革用クリーナーを少量ずつ使う
    2. 合皮は本革と同じ方法が使えるとは限らない
    3. スエード・ヌバックは液体をつけすぎない
    4. ヌメ革や淡い色の革はシミや色ムラに注意する
    5. 特殊加工された革は靴やケア用品の表示を確認する
  5. 革靴についたペンキを落とすときにやってはいけないこと
    1. シンナーやペイントうすめ液を直接つけない
    2. 除光液やアセトンを安易に使用しない
    3. アルコールなどを自己判断で大量に使用しない
    4. メラミンスポンジで強くこすらない
    5. 爪・カッター・金属製のヘラなどで削らない
    6. ドライヤーなどで無理に乾かしたり温めたりしない
  6. ペンキが落ちないときの対処法と革靴を傷めないためのポイント
    1. 広範囲についている場合は無理に自宅で落とさない
    2. 革の色や表面まで変化し始めたら作業を止める
    3. スエード・ヌメ革・高価な革靴は専門店への相談も検討する
    4. 何度試しても落ちない場合は繰り返し作業をしない
    5. ペンキを完全に落とすことより革への負担を抑えることを優先する
    6. 革靴についたペンキの落とし方まとめ

革靴についたペンキを落とす前に確認したい3つのポイント

革靴にペンキがついたとき、すぐに拭き取りたくなるかもしれません。

ですが、いきなり作業を始めるのではなく、まずは次の3つを確認しておきましょう。

・水性ペンキか油性ペンキか
・ペンキが乾く前か、すでに乾いているか
・どのような革が使われているか

この3つによって、適した対処方法が変わってきます。

 

水性ペンキか油性ペンキかを確認する

まず確認したいのが、靴についたペンキの種類です。

ペンキには大きく分けて「水性」と「油性」があります。

作業中にペンキがついたのであれば、使用した缶や容器の表示を確認してみましょう。

「水性」「油性」と書かれている場合が多いので、判断しやすくなります。

水性だからといって革靴を水でジャブジャブ洗ってよいわけではありません。

また、油性だからといってペイントうすめ液などを使えばよいというわけでもありません。

革には塗装や表面加工が施されているものがあり、シンナーなどの有機溶剤によって仕上げが変化することがあります。

まずはペンキの種類を確認し、「とにかく落とせばいい」と考えないことが大切です。

 

ペンキが乾く前か乾いた後かを確認する

次に確認したいのが、ペンキの状態です。

ついたばかりでまだやわらかいペンキと、すでに固まったペンキでは対処方法が異なります。

まだ乾いていない場合は、広げないように余分なペンキを取り除くことから始めます。

一方、乾いたペンキは革の表面に固く付着していることがあるため、無理にはがすのは避けたほうが安心です。

「乾いているから爪ではがせそう」と思うこともありますが、ペンキと一緒に革表面の仕上げまで傷めてしまう可能性があります。

乾いている場合ほど、急がず慎重に進めましょう。

スムースレザー・スエードなど革の種類を確認する

「革靴」とひとことでいっても、使われている素材はさまざまです。

たとえば、

・表面が比較的なめらかなスムースレザー
・毛足のあるスエード
・スエードより毛足が短いヌバック
・自然な風合いを楽しむヌメ革
・人工素材で作られた合成皮革

などがあります。

特にスエードやヌバックなどの起毛革は、スムースレザーとはお手入れ方法が異なります。

靴メーカーでも、素材ごとに専用ブラシや専用クリーナーなどを使い分けるよう案内されています。

靴の箱やタグ、購入した商品の説明などが残っている場合は、素材について確認しておくとよいでしょう。

 

目立たない場所で革への影響を確認してから作業する

革用クリーナーを使う場合でも、いきなりペンキ部分にたっぷりつけるのは避けましょう。

同じ「本革」でも、色や表面加工によってクリーナーへの反応が異なることがあります。

そのため、靴の内側やかかと付近など、目立ちにくいところで少量試すのがおすすめです。

メーカーのシューケア用品でも、使用前に目立たない場所で試すよう案内されているものがあります。

少し試してみて、

・色が変わっていないか
・ツヤが不自然に変化していないか
・表面の風合いが変わっていないか

などを確認してから進めると安心です。

 

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乾く前・乾いた後で変わる革靴のペンキの落とし方

革靴についたペンキは、乾く前と乾いた後で状態が大きく違います。

基本的には、どちらの場合も「強くこすらない」「一度に全部落とそうとしない」ことがポイントです。

 

乾く前はこすらず余分なペンキをやさしく取り除く

ペンキがついたばかりなら、まず余分なペンキを取り除きます。

このとき、ゴシゴシ横にこするとペンキが広がってしまうことがあります。

柔らかい布などを使い、ペンキを外側へ広げないようにそっと取り除きましょう。

布にペンキがついたら、汚れた面をそのまま使い続けるのではなく、きれいな部分に替えながら進めます。

特に白やベージュなど淡い色の革靴は変化が目立ちやすいため、慌てず少しずつ作業することが大切です。

革用クリーナーは少量ずつ布に取って使う

余分なペンキを取り除いたあと、革のお手入れをする場合は、その革に対応しているシューズ用クリーナーを選びましょう。

クリーナーを使う場合は、商品に記載されている使用方法を確認します。

一般的な革用ケア用品でも、布に少量取って使う方法や、狭い範囲から少しずつ使用する方法が案内されています。

特に初めて使うクリーナーの場合は、

1. 革の種類に対応しているか確認する
2. 目立たない部分で少量試す
3. 問題がなければ少しずつ作業する

という順番で進めるとわかりやすいでしょう。

「たくさんつけたほうがよく落ちそう」と思っても、一度に大量に使わないことがポイントです。

 

乾いたペンキは無理にはがしたり削ったりしない

ペンキが完全に乾いてしまうと、表面に固い膜のように残ることがあります。

この状態になると、

「爪で引っかければ取れそう」
「ヘラなら簡単にはがせるかも」

と思うかもしれません。

しかし、革の表面まで一緒に傷つけてしまう可能性があるため、無理に削る方法はおすすめできません。

特に表面にツヤやコーティングのある靴は、ペンキだけではなく仕上げ部分まで傷ついてしまうと、その部分だけ見た目が変わることがあります。

まずは革に対応したお手入れ方法を試し、それでも変化がない場合は無理に続けないようにしましょう。

一度で落とそうとせず革の状態を確認しながら進める

ペンキが少し残っていると、つい何度もこすりたくなりますよね。

ですが、革靴のお手入れでは「汚れを完全に落とすこと」だけを優先しないほうがよい場合があります。

何度も同じ場所をこすると、ペンキよりも先に革の色やツヤが変化してしまうことがあるためです。

少し作業したら一度手を止め、革の表面を確認しましょう。

変色や表面の変化が見られたら作業を止める

お手入れの途中で、

・布に革の色がついてくる
・一部分だけツヤがなくなる
・色が薄く見える
・表面の質感が変わる

などの変化が見られたら、それ以上同じ方法を続けないほうがよいでしょう。

「あと少しだから」と続けてしまうより、そこで止めることも大切です。

 

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水性・油性ペンキで革靴への対処方法はどう違う?

ペンキの種類によっても考え方が変わります。

ここでは水性ペンキと油性ペンキ、それぞれの注意点を見ていきましょう。

水性ペンキでも大量の水で革靴を洗わない

「水性ペンキなら水で洗えば落ちるのでは?」

と思う方も多いかもしれません。

しかし、革靴そのものを大量の水につけたり、丸洗いしたりする方法は避けたほうが無難です。

日本皮革産業連合会の皮革用語辞典でも、革を家庭で水洗いすると色落ちや型崩れ、風合いの変化などが起こる場合があるため、避けたほうが無難とされています。

水性ペンキだからといって、「水をたくさん使えばよい」と考えないようにしましょう。

 

乾いた水性ペンキを無理に水でふやかさない

乾いて固まった水性ペンキを見ると、水をたっぷり含ませて柔らかくしたくなるかもしれません。

ですが、革自体にも水分が触れるため、注意が必要です。

特にスエードなどは水分の影響を受けやすい素材です。

スエード用クリーナーでも、「濡らしすぎない」「自然乾燥させる」といった使い方が案内されています。

乾いたペンキが簡単に取れない場合は、無理にふやかすのではなく、素材に対応した方法を選びましょう。

油性ペンキでもシンナーやペイントうすめ液を直接使わない

油性ペンキの場合、

「シンナーなら落とせるのでは?」

と考えやすいですよね。

しかし、革靴への使用はおすすめできません。

シンナーなどの有機溶剤は、革表面の塗装膜に影響したり、シミの原因になったりすることがあるとされています。

また、革靴のケアガイドでもアルコールやアセトン、溶剤などを避けるよう案内しているメーカーがあります。

「油性ペンキだから油性用の溶剤」という考え方ではなく、革靴自体への影響も考えて選ぶことが大切です。

 

ペンキの種類がわからない場合は強い溶剤を使わない

いつ、どこでついたのかわからないペンキの場合、水性なのか油性なのか判断できないこともあります。

そのような場合に、最初から強いものを試すのは避けましょう。

まずは、

・革の種類を確認する
・表面についているものを無理なく取り除く
・素材に対応したシューケア用品の説明を確認する

という順番で考えると安心です。

 

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革の種類別|ペンキがついたときの落とし方と注意点

ペンキの種類だけでなく、革靴に使われている素材も大切なポイントです。

同じ方法をすべての革靴に使えるわけではありません。

素材ごとの特徴を確認しておきましょう。

スムースレザーは対応する革用クリーナーを少量ずつ使う

表面がなめらかなスムースレザーは、革靴では比較的よく見かける素材です。

お手入れ用品も多く販売されていますが、どのクリーナーでも使えるわけではありません。

まずは商品説明を確認し、使用している革に対応したものを選びます。

柔らかい布に少量取り、目立たないところで試してから使いましょう。

天然皮革の表革について、専用クリーナーを柔らかい布につけて使用する方法を案内しているシューズメーカーもあります。

合皮は本革と同じ方法が使えるとは限らない

見た目が革靴のようでも、実際には合成皮革が使われている場合があります。

合皮と本革では素材そのものが違うため、本革用クリーナーが使えるとは限りません。

反対に、スエード用クリーナーなどでも合成素材には使えない商品があります。

まず靴の素材表示を確認して、その素材に対応したお手入れ用品を選びましょう。

素材がわからない場合は、無理にクリーナーを使わないほうが安心です。

 

スエード・ヌバックは液体をつけすぎない

スエードやヌバックは、表面に独特の毛足があります。

そのため、スムースレザーと同じ感覚で布を使って強くこすると、毛並みが変わって見えることがあります。

基本のお手入れでは、スエードやヌバックに対応したブラシや専用クリーナーを使います。

専用クリーナーについても、少量を使い、濡らしすぎず自然に乾燥させる方法が案内されています。

ペンキが毛足の奥まで入り込んでいる場合は、何度もこするより専門店へ相談することも検討しましょう。

ヌメ革や淡い色の革はシミや色ムラに注意する

ヌメ革やベージュ、アイボリーなど淡い色の革靴は、ちょっとした色の変化でも目立ちやすくなります。

特にヌメ革は自然な風合いを楽しむ素材なので、自己判断でさまざまなクリーナーを試すのは避けたほうがよいでしょう。

ペンキが少量でも、目立たない場所で試してから慎重に進めることが大切です。

大切な靴の場合は、最初から専門店へ相談する方法もあります。

特殊加工された革は靴やケア用品の表示を確認する

革靴には、エナメルのように表面加工されたものや、独特の仕上げが施されているものもあります。

こうした革には、専用のケア用品が用意されている場合があります。

たとえば、パテントレザー専用クリーナーには「ほかの革には使えない」と注意書きされている商品もあります。

見た目だけで判断せず、

・靴の素材表示
・メーカーのお手入れ案内
・クリーナーの対象素材

を確認してから使うようにしましょう。

 

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革靴についたペンキを落とすときにやってはいけないこと

革靴のペンキ落としでは、「何をするか」だけでなく「何をしないか」も大切です。

家にあるものですぐに試したくなりますが、革の表面を変化させてしまう可能性がある方法は避けましょう。

シンナーやペイントうすめ液を直接つけない

油性ペンキがついていると、真っ先に思い浮かぶのがシンナーやペイントうすめ液かもしれません。

しかし、ペンキだけではなく革表面の仕上げにも影響する可能性があります。

日本皮革産業連合会も、ベンジンやシンナーなどの有機溶剤は革の塗装膜を溶かしたり、シミになったりすることがあるため、使用すべきではないとしています。

自宅での革靴のお手入れには使わないようにしましょう。

 

除光液やアセトンを安易に使用しない

除光液などを使ってペンキを落とす方法を見かけることもありますが、革靴にはおすすめできません。

アセトンやアルコール、溶剤などを避けるよう案内している革靴メーカーやブランドもあります。

「家にあるから」という理由だけで使わず、革専用のお手入れ用品を選びましょう。

アルコールなどを自己判断で大量に使用しない

アルコールも身近にあるため、汚れ落としとして使いたくなるかもしれません。

しかし、革靴によっては色や仕上げに影響することがあります。

実際に、アルコールやアセトンを使用しないよう案内しているシューズケアガイドもあります。

大切な革靴には自己判断で使わないほうがよいでしょう。

メラミンスポンジで強くこすらない

メラミンスポンジはさまざまな場所の汚れ落としに便利ですが、革靴のペンキ落としには慎重になる必要があります。

革表面を強くこすると、ペンキだけでなくツヤや仕上げまで変わって見える可能性があります。

革靴では、柔らかい布や素材に対応した専用ブラシなどを使うのが基本です。

 

爪・カッター・金属製のヘラなどで削らない

乾いたペンキは端が少し浮いて見えることがあります。

そのため、つい爪やヘラではがしたくなりますが、無理に削るのは避けましょう。

カッターや金属製の道具は特に革表面を傷つけやすいため、使用しないようにしてください。

ペンキが取れても革に跡が残ってしまっては、かえって目立ってしまいます。

ドライヤーなどで無理に乾かしたり温めたりしない

ペンキや革を温めれば作業しやすくなるのでは、と考える方もいるかもしれません。

しかし、革を高温で乾かす方法は避けましょう。

日本皮革産業連合会では、濡れた革を直火・アイロン・ドライヤーなどの高温で乾燥させると、収縮や硬化につながるとして、風通しのよい場所での陰干しを基本としています。

お手入れ後に水分が残っている場合も、熱を加えず自然に乾かすのがおすすめです。

 

 

ペンキが落ちないときの対処法と革靴を傷めないためのポイント

丁寧にお手入れしても、ペンキが完全には落ちない場合があります。

そんなときは、「もっと強い方法を試してみよう」と考えるよりも、一度作業を止めることが大切です。

広範囲についている場合は無理に自宅で落とさない

小さな点のようなペンキであれば、素材に合ったお手入れで目立ちにくくできることもあります。

しかし、

・靴のつま先全体
・側面まで広範囲
・縫い目や細かな部分
・複数の場所

などについている場合は、自宅で何度も作業すると革への負担も大きくなります。

範囲が広いほど、自分で完全に落とそうとしないほうがよいでしょう。

 

革の色や表面まで変化し始めたら作業を止める

クリーナーなどを使っていて、

「ペンキは少し薄くなったけれど、革の色まで薄くなってきた気がする」

という場合は、そこで作業を止めましょう。

革表面の仕上げが変わってしまうと、その後のお手入れだけでは元の見た目に戻しにくい場合があります。

「全部落とす」ことより、「今以上に革を変化させない」ことを優先してくださいね。

スエード・ヌメ革・高価な革靴は専門店への相談も検討する

特に、

・スエード
・ヌバック
・ヌメ革
・淡い色の革
・特殊加工された革
・大切にしている革靴
・価格の高い革靴

などは、無理に自宅で対処せず、靴修理店や革製品のお手入れを扱う専門店に相談する方法もあります。

相談するときは、

「何のペンキがついたのか」
「いつごろついたのか」
「自宅で何か作業したか」

など、わかる範囲で伝えると状況を説明しやすくなります。

 

何度試しても落ちない場合は繰り返し作業をしない

「あと1回やれば落ちそう」と思うと、つい同じ部分を何度も触りたくなりますよね。

ですが、同じ場所を繰り返しこすると、革の色やツヤ、表面の質感が変わってしまう可能性があります。

一度のお手入れで変化がほとんどない場合は、別の家庭用品を次々に試すのではなく、そこで止めることも大切です。

ペンキを完全に落とすことより革への負担を抑えることを優先する

革靴についたペンキを見ると、「完全に元通りにしたい」と思ってしまいます。

ですが、革は表面の仕上げや種類によってお手入れ方法が異なります。

ペンキを落とそうとして強い方法を使い、革そのものの色や質感まで変えてしまうと、かえって目立ってしまうことがあります。

少し跡が残ったとしても、革への負担を抑えながら目立ちにくくするという考え方も大切です。

 

 

革靴についたペンキの落とし方まとめ

革靴にペンキがついたときは、慌てず次の順番で確認しましょう。

・水性ペンキか油性ペンキか確認する
・乾く前か乾いた後か確認する
・革の種類を確認する
・強くこすらず余分なペンキを取り除く
・素材に対応した革用クリーナーを少量ずつ使う
・目立たない場所で試してから作業する
・シンナーや除光液などを自己判断で使わない
・乾いたペンキを無理に削らない
・革の色や質感が変化したら作業を止める
・難しい場合は専門店への相談も検討する

 

特に覚えておきたいのは、「ペンキを落とすことだけを優先しない」ということです。

水性ペンキでも大量の水を使ったり、油性ペンキだからと強い溶剤を使ったりするのは避けましょう。

お気に入りの革靴だからこそ、焦って一気に落とそうとせず、革の状態を見ながら少しずつ対処してくださいね。

自分で対応するのが難しそうだと感じたら、それ以上触らず専門店に相談するのもひとつの方法です。