オーブンを使おうと思ったときに、
「天板が見つからない……」
「天板をなくしてしまったけれど、家にあるもので代用できる?」
「耐熱皿やアルミホイルでも大丈夫なのかな?」
と困ることがありますよね。
結論からいうと、オーブンの天板は、オーブンで使えることが確認できる耐熱容器や金属製トレーなどで代用できる場合があります。
ただし、どんな容器でも使えるわけではありません。
オーブンは高い温度で加熱するため、代用品を選ぶときは「オーブン対応か」「使用する温度に対応しているか」などを確認することが大切です。
また、オーブンによって庫内の構造や使い方が異なるため、容器を置く場所についても取扱説明書を確認しておきましょう。
この記事では、
・オーブンの天板代わりに使いやすいもの
・アルミホイルやクッキングシートは使えるのか
・クッキーやパンなど料理別の代用品
・天板を代用するときの注意点
について、わかりやすくご紹介します。
オーブンの天板は耐熱性のある容器やトレーで代用できる

オーブンの天板がない場合は、オーブンで使用できる耐熱容器や金属製トレーなどが代用品として使える場合があります。
ただし、本来の天板とまったく同じように使えるとは限りません。
料理によって使いやすい形や深さも違うので、作りたいものに合わせて選びましょう。
天板の代わりに使いやすいアイテム一覧
天板の代用品として候補になりやすいのは、次のようなものです。
・オーブン対応の金属製トレー
・オーブン対応のステンレスバット
・耐熱皿
・グラタン皿
・ケーキ型などの製菓型
・スキレット
・オーブン対応のフライパン
クッキーのように平らに並べて焼きたいものなら浅くて広いトレー、グラタンなど汁気のある料理なら深さのある耐熱皿というように、料理に合わせて選ぶと使いやすくなります。
金属製トレーやステンレスバット
平らな金属製トレーやステンレスバットは、天板の代用品として比較的使いやすいアイテムです。
クッキーやパンなど、食材を並べて焼きたいときにも使いやすいでしょう。
ただし、金属製だからといって、すべてのトレーやバットがオーブンで使えるとは限りません。
購入時のパッケージや商品説明などで、オーブン使用が可能かどうかを確認してから使うようにしましょう。
耐熱皿やグラタン皿
耐熱皿やグラタン皿も、天板がないときに使いやすいアイテムです。
特に、
・グラタン
・ドリア
・野菜のオーブン焼き
・肉や魚を使ったオーブン料理
など、ある程度深さが必要な料理に向いています。
ただし、「耐熱」と書かれていても、電子レンジには対応していてオーブンには対応していない商品もあります。
使う前にオーブン対応かどうかを確認しておきましょう。
製菓型やスキレット
ケーキ型やロールケーキ型などの製菓用品も、作る料理によっては天板の代わりになります。
お菓子作り用として販売されているオーブン対応の型なら、用途もわかりやすいですね。
また、オーブン対応のスキレットなら、そのまま料理を焼くこともできます。
ただし、サイズが大きすぎると庫内に入らないことがあるため、あらかじめ大きさを確認しておくと安心です。
オーブン対応のフライパン
フライパンも、商品によってはオーブンで使えるものがあります。
ただし、確認したいのは本体だけではありません。
特に注意したいのが取っ手です。
フライパン本体が高温に対応していても、取っ手部分がオーブン使用に対応していないことがあります。
表面加工や取っ手を含めてオーブンで使用できる商品かどうかを確認しましょう。
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天板の代用品を選ぶときに確認したいポイント

オーブンの天板を代用するときは、「ちょうどよい大きさだから」という理由だけで選ばないことが大切です。
いくつか確認しておきたいポイントがあります。
オーブン対応と明記されているものを選ぶ
まず確認したいのが、オーブンで使用できる商品かどうかです。
耐熱容器や金属トレーでも、商品の使い方によって使用できる調理器具が決められている場合があります。
商品に記載されている使用方法を確認し、オーブン対応の商品を選びましょう。
耐熱温度が使用する温度に対応しているか確認する
オーブン料理では、200℃前後など高い温度で加熱することもあります。
そのため、容器に記載されている耐熱温度も確認しておきましょう。
作りたい料理の設定温度で使用できる商品を選ぶことが大切です。
庫内に収まるサイズか確認する
代用品を選ぶときは、オーブン庫内のサイズも確認しましょう。
大きなトレーを購入しても、庫内に入らなければ使うことができません。
特に幅だけでなく、
・奥行き
・高さ
・扉を閉められるか
なども確認しておくと失敗しにくくなります。
壁や熱源に触れない大きさを選ぶ
庫内ギリギリの大きさの容器を使うのも避けたほうがよいでしょう。
容器が庫内の壁やヒーターなどに触れないよう、ある程度余裕のあるサイズを選びます。
使用できる容器の大きさや置き方については、オーブンの取扱説明書も確認してください。
電子レンジ対応とオーブン対応の違いに注意する
「電子レンジ対応」と「オーブン対応」は同じ意味ではありません。
電子レンジでは使えても、オーブンでは使用できない容器があります。
反対に、金属製品など電子レンジには向かなくても、オーブンでは使用できる商品もあります。
表示をよく確認して使い分けましょう。
取っ手・ふた・表面加工まで確認する
容器本体だけではなく、取っ手やふた、表面加工なども確認しておきましょう。
たとえばフライパンの場合、本体は使用できても取っ手部分がオーブン対応ではないことがあります。
すべてのパーツが使用条件に合っているか確認してから使うことが大切です。
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アルミホイルやクッキングシートなど身近なものは代用できる?

「わざわざトレーを買わなくても、アルミホイルやクッキングシートで代用できないかな?」
と考える方も多いかもしれません。
身近なアイテムは便利ですが、天板と同じように食材を支えるものではないため、使い方には注意が必要です。
アルミホイルだけでは天板の代わりにしにくい
アルミホイルは薄いため、基本的には天板のように食材を安定して支えることには向いていません。
食材をのせると形が崩れたり、持ち上げにくくなったりすることがあります。
そのため、アルミホイルを使う場合は、オーブン対応のトレーや耐熱容器などの上に敷いて使う方法がわかりやすいでしょう。
また、オーブンによって使い方が異なる場合があるため、取扱説明書も確認してください。
クッキングシートは耐熱容器やトレーの上で使う
クッキングシートも、それだけで天板の代わりにするのではなく、トレーや耐熱容器などの上に敷いて使います。
クッキーなどを焼くときには便利ですが、使用できる温度や時間が商品によって決められている場合があります。
パッケージに記載されている使用方法を確認しましょう。
また、シートが必要以上にはみ出さないようにして使うことも大切です。
アルミトレーはオーブン対応を確認して使用する
使い捨てタイプなどのアルミトレーもありますが、商品によって仕様は異なります。
「アルミだから大丈夫」と判断せず、オーブンで使用できると記載されているものを選びましょう。
また、薄いトレーは食材の重みで形が変わりやすいことがあります。
料理を入れた状態で安定して扱えるものを選ぶと使いやすくなります。
牛乳パックを天板代わりにするのは避ける
牛乳パックを切ったり形を整えたりして、型やトレーのように使う方法を見かけることがあります。
しかし、牛乳パックはオーブン調理用として作られた製品ではありません。
天板がない場合は、牛乳パックなどで手作りするより、オーブン対応が確認できる耐熱容器やトレーを使用するほうがわかりやすいでしょう。
段ボールや普通の紙皿などオーブン用ではないものは使わない
身近にあるからといって、段ボールや一般的な紙皿などを天板の代わりに使用するのも避けましょう。
オーブン用として販売されている商品以外は、高温で使用することを想定していないものがあります。
迷ったときは、オーブン対応と明記された調理器具を選ぶようにすると安心です。
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クッキー・パン・ピザなど料理別におすすめの代用品を紹介

天板の代用品は、作る料理によっても選び方が変わります。
料理別に使いやすいものを見てみましょう。
クッキーには平らな金属製トレーや製菓用天板
クッキーは、生地を間隔をあけながら平らに並べて焼きます。
そのため、浅くて平らな金属製トレーや製菓用の天板が使いやすいでしょう。
トレーの上にクッキングシートを敷いて使うと、生地も並べやすくなります。
パンには安定して置ける平らなオーブン対応器具
パンを焼く場合も、平らで食材を安定して置けるものが便利です。
パンは焼いている途中で大きくなることもあるため、パン同士の間隔を取りやすいサイズを選ぶと使いやすくなります。
ピザには広く平らなオーブン対応トレー
ピザは直径が大きくなりやすいため、広くて平らなトレーが向いています。
オーブン対応のピザ用プレートなどもあります。
自宅のオーブン庫内に収まる大きさかどうかを確認して選びましょう。
ケーキには専用型や耐熱容器
ケーキは生地が流れるため、平らな天板よりもケーキ型を使うのが一般的です。
丸型やパウンド型など、作りたいケーキに合った型を選びます。
専用型がない場合でも、レシピに合った大きさのオーブン対応耐熱容器が使える場合があります。
グラタンには深さのある耐熱皿
グラタンやドリアなどは、深さのある耐熱皿が使いやすい料理です。
天板そのものを代用するというより、耐熱皿をそのままオーブンへ入れて調理します。
家族分をまとめて作りたい場合は大きめの耐熱皿、一人分ずつ作りたい場合は小さめのグラタン皿というように選ぶと便利です。
肉や魚のオーブン料理には汁を受け止められる容器
肉や魚、野菜などをオーブンで焼く場合は、ある程度深さのあるトレーや耐熱容器が使いやすいでしょう。
平らすぎるものよりも、料理から出る汁などを受け止められる形のほうが扱いやすくなります。
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天板を代用するときの注意点とよくある疑問

代用品がオーブン対応でも、置き方や使い方まで同じとは限りません。
オーブンの機種によって違いがあるため、取扱説明書も確認しながら使いましょう。
庫内の底に直接置いてよいかは取扱説明書を確認する
オーブンによっては、容器を庫内の底へ直接置く使い方ができない機種があります。
「天板がないから、とりあえず底へ置けばよい」と判断するのではなく、指定された位置に置きましょう。
ラックや焼き網などの使い方も含めて、取扱説明書を確認してください。
焼き網の上に容器を置けるか機種ごとに確認する
オーブンによっては焼き網が付属していることがあります。
その上に耐熱容器や型を置いて調理できる機種もありますが、使い方は機種によって異なります。
付属品をどのように使用するのか確認してから代用品を置きましょう。
付属の丸皿やターンテーブルはオーブン対応時のみ使う
電子レンジとオーブンが一体になっている機種では、丸皿やターンテーブルが付属していることがあります。
ただし、その皿がオーブンでも使用できるとは限りません。
オーブン機能で使用できる付属品については、取扱説明書を確認してください。
代用品によって焼き時間や焼き色が変わることがある
レシピと同じ温度・時間で焼いても、使う容器によって焼き上がりが変わることがあります。
これは、容器の材質や厚みなどによって熱の伝わり方が異なるためです。
初めて使う容器の場合は、途中で焼き具合を確認しながら調整するとよいでしょう。
100均のトレーやバットはオーブンで使える?
100均でも金属製のトレーやバットなどが販売されています。
ただし、購入場所だけではオーブンで使えるかどうかは判断できません。
商品ごとに使用条件が異なるため、「オーブン使用可」などの表示があるかを確認して選びましょう。
魚焼きグリルのトレーは代用できる?
魚焼きグリル用のトレーについても、オーブンで使用できるかどうかは商品によって異なります。
グリルで使えるからといって、必ずオーブンでも使用できるとは限りません。
商品の説明や取扱説明書で使用できる調理器具を確認しましょう。
電子レンジの付属皿はオーブンでも使える?
電子レンジに付属している皿も、機種によって仕様が違います。
電子レンジ専用の場合もあれば、オーブン調理でも使用できる場合もあります。
見た目だけでは判断せず、オーブンの取扱説明書に記載されている付属品の使い方を確認してください。
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頻繁に使うなら純正天板や市販の天板も検討しよう

一度だけオーブンを使いたい場合なら、家にあるオーブン対応容器で代用できることもあります。
ただ、クッキーやパンなどを頻繁に作るのであれば、オーブンに合った天板を用意したほうが使いやすくなります。
メーカー名と型番から純正天板を探す
純正天板を探すときは、まずオーブンのメーカー名と型番を確認しましょう。
型番は本体や取扱説明書などに記載されています。
型番がわかれば、その機種に対応している天板を探しやすくなります。
メーカーや家電量販店に取り寄せできるか確認する
購入時に付属していた天板をなくしてしまった場合でも、純正部品として購入できることがあります。
メーカーの部品販売ページを確認したり、家電量販店などで取り寄せについて確認したりしてみましょう。
市販の天板は庫内サイズを測って選ぶ
純正品ではなく市販の天板を購入する場合は、オーブン庫内のサイズを測っておきましょう。
幅だけではなく、奥行きも確認することが大切です。
天板を差し込むレールがあるタイプでは、使用できる大きさが限られる場合もあります。
対応温度や使用条件も確認する
サイズが合っていても、使用したい温度に対応していなければ使えません。
市販品を選ぶときも、
・オーブン対応か
・使用できる温度
・商品のサイズ
・使用方法
を確認して選びましょう。
まとめ
オーブンの天板がない場合でも、オーブン対応の金属製トレーやステンレスバット、耐熱皿、製菓型などで代用できる場合があります。
ポイントは、「オーブンで使えることが確認できるものを選ぶ」ことです。
特に確認しておきたいのは、
・オーブン対応か
・使用する温度に対応しているか
・庫内に収まるサイズか
・取っ手やふたなども使用できるか
という点です。
また、アルミホイルやクッキングシートは便利ですが、それ自体で食材を支える天板の代わりにはなりにくいため、トレーや耐熱容器と組み合わせて使うのが基本です。
オーブンの使い方は機種によって異なるので、容器を置く位置や付属品の使い方については取扱説明書を確認しましょう。
たまに使う程度なら手持ちのオーブン対応容器を活用し、クッキーやパンなどを頻繁に作る場合は、純正天板やサイズの合う市販の天板を用意すると使いやすくなります。

