味噌汁を作ろうと思ったときに、「豆腐もわかめもない」「冷蔵庫に使えそうな具が見つからない」と困ることはありませんか。
夕食の準備中に具材がないことに気づくと、買い物に行くべきか、味噌汁を作るのをやめるべきか迷ってしまいますよね。
でも、味噌汁は定番の具材がなくても大丈夫です。卵や玉ねぎ、冷凍野菜、乾物、缶詰など、家にある身近な食材で手軽に代用できます。
時間がないときは、海苔やあおさ、麩など、お椀に直接入れられる食材も便利です。本当に具材が見つからない場合は、だしと味噌だけのシンプルな味噌汁として楽しむこともできます。
この記事では、味噌汁の具がないときに使える代用食材15選をはじめ、時間や目的に合わせた選び方、簡単な作り方、おすすめの組み合わせをご紹介します。
味噌汁の具がないときに代用できる身近な食材15選

豆腐やわかめがなくても、冷蔵庫や食品棚を探してみると、味噌汁に使える食材が見つかることがあります。
まずは、今回ご紹介する代用食材15種類を一覧で確認してみましょう。
| 代用食材 | 特徴 | 使い方 |
|---|---|---|
| 高野豆腐 | だしを吸って食べ応えが出る | 商品表示に沿って戻してから使う |
| 厚揚げ | コクとボリュームを加えられる | 食べやすい大きさに切る |
| 卵 | 手軽に具を増やせる | 溶き卵や落とし卵にする |
| 海苔 | 磯の香りを加えられる | ちぎって仕上げに入れる |
| あおさ | 少量でも香りを感じやすい | お椀に入れて味噌汁を注ぐ |
| もずく | つるっとした食感になる | 味付けを確認して少量使う |
| 玉ねぎ | やわらかく煮ると甘みが出る | 薄切りにして煮る |
| 大根 | 味がなじみやすい | 薄切りや細切りにする |
| じゃがいも | 食べ応えを出しやすい | 小さめに切って煮る |
| にんじん | 彩りを加えられる | 薄切りや細切りにする |
| きのこ | うま味と香りを加えられる | 食べやすく分けて煮る |
| 切り干し大根 | 常温で保存しやすい | 商品表示に沿って戻す |
| 冷凍野菜 | 下ごしらえの手間を減らせる | 凍ったまま鍋に加える |
| 魚の缶詰 | うま味と食べ応えを加えられる | 味を見ながら少量ずつ使う |
| 麩 | 汁を吸ってやわらかくなる | 少量を鍋やお椀に加える |
豆腐の代わりになる高野豆腐・厚揚げ・卵
豆腐がないときは、高野豆腐や厚揚げ、卵を使うと、食べ応えのある味噌汁を作れます。
高野豆腐はだしを吸いやすいため、味噌汁の味がよくなじみます。商品によって戻し方が異なるので、パッケージの表示を確認してから使いましょう。
厚揚げは、食べやすい大きさに切って鍋に加えるだけで使えます。表面の油分が気になる場合は、ざるにのせてお湯をかけてから使うと、すっきりした仕上がりになります。
卵は、溶き卵にするとふんわりとした食感になります。卵を入れた後は、全体に火が通るまで加熱しましょう。
わかめの代わりになる海苔・あおさ・もずく
わかめがないときは、海苔やあおさ、もずくでも磯の香りを加えられます。
海苔は、食べやすい大きさにちぎってお椀に入れ、完成した味噌汁を注ぐだけで使えます。味付け海苔を使う場合は、味が濃くなりすぎないように少量から試してみてください。
あおさも、お椀に直接入れやすい食材です。長時間煮込むよりも、食べる直前に加えると香りを楽しみやすくなります。
もずくは、味の付いていないものなら短時間温めて使えます。味付きもずくは酸味や甘みがあるため、まずは少量をお椀に入れて、好みに合うか確認すると安心です。
冷蔵庫に残りやすい玉ねぎ・大根・じゃがいも・にんじん
冷蔵庫に少しだけ残っている野菜も、味噌汁の具として活用できます。
玉ねぎは薄切りにして煮ると、やわらかくなり、やさしい甘みが出ます。比較的火が通りやすいため、急いでいるときにも使いやすい食材です。
大根やにんじんは、厚く切ると火が通るまで時間がかかります。短時間で仕上げたい場合は、薄切りや細切りにしましょう。
じゃがいもは、食べ応えを加えたいときに便利です。小さめに切ると早く火が通りますが、煮すぎると崩れやすいため、様子を見ながら加熱してください。
常備しやすいきのこ・切り干し大根・冷凍野菜・魚の缶詰・麩
買い物に行けない日や冷蔵庫が寂しい日は、乾物や冷凍食品、缶詰が役立ちます。
きのこは、しめじ、えのき、しいたけなど、家にあるもので大丈夫です。冷凍しておいたきのこも、そのまま鍋に加えられます。
切り干し大根は、商品表示に沿って戻してから使います。食べやすい長さに切っておくと、お椀に盛り付けやすくなります。
冷凍ほうれん草や冷凍ねぎなどの冷凍野菜は、必要な分だけ使えるのが便利なところです。凍ったまま鍋に入れられる商品が多いですが、使い方はパッケージで確認してください。
魚の缶詰は、さばの水煮やツナなどが使いやすいでしょう。味付きの缶詰や油漬けの缶詰は、汁や油をすべて入れず、少量ずつ加えながら味を整えます。
麩は汁を吸うと大きくなるため、最初は少ないと感じる程度で十分です。商品によっては水で戻してから使うものもあるため、表示を確認しましょう。
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時間や目的に合わせた代用具材の選び方

使える食材がいくつか見つかると、「どれを選べばいいの?」と迷うこともありますよね。
そんなときは、調理にかけられる時間や、作りたい味噌汁のイメージに合わせて選んでみましょう。
| 目的 | おすすめの食材 |
|---|---|
| できるだけ早く作りたい | 海苔・あおさ・麩 |
| 包丁を使いたくない | 卵・冷凍野菜・麩 |
| 食べ応えを出したい | 厚揚げ・高野豆腐・じゃがいも・魚の缶詰 |
| 彩りを加えたい | にんじん・冷凍ほうれん草・卵 |
| うま味を加えたい | きのこ・切り干し大根・魚の缶詰 |
すぐに作りたいなら海苔・あおさ・麩を選ぶ
時間がないときは、お椀に直接入れられる食材が便利です。
海苔やあおさは、完成した味噌汁を注ぐだけでも使えます。麩も商品によってはお椀に直接入れられますが、戻し方が指定されている場合は、表示に沿って準備してください。
朝食や、あと一品だけ汁物を用意したいときにも取り入れやすい方法です。
短時間で作りたいなら卵・冷凍野菜・きのこを選ぶ
卵、冷凍ほうれん草、冷凍ねぎ、えのきなどは、比較的短時間で火が通ります。
きのこは包丁で細かく切らなくても、手でほぐして使えるものがあります。洗い物を増やしたくない日にも便利です。
冷凍野菜を加えると汁の温度が下がるため、再び温まってから味噌を溶き入れましょう。
食べ応えを出したいなら厚揚げ・じゃがいも・魚の缶詰を選ぶ
おかずが少ない日は、厚揚げやじゃがいも、魚の缶詰などを加えると、満足感のある一杯に仕上がります。
厚揚げやじゃがいもは、大きく切るよりも小さめに切った方が、火が通りやすく食べやすくなります。
魚の缶詰は味がしっかり付いている商品も多いため、味噌の量を控えめにして、最後に調整してください。
包丁を使いたくないなら冷凍野菜・卵・麩を選ぶ
疲れている日や忙しい日は、できるだけ包丁やまな板を使いたくないですよね。
そんなときは、冷凍ほうれん草や冷凍ねぎ、卵、麩などがおすすめです。必要な分だけ鍋に加えられるので、下ごしらえや洗い物を減らせます。
家族で食べやすい具なら玉ねぎ・じゃがいも・卵を選ぶ
クセの少ない味噌汁にしたいときは、玉ねぎやじゃがいも、卵を選ぶと作りやすいでしょう。
玉ねぎはやわらかく煮ると甘みが出やすく、じゃがいもはほくほくとした食感になります。
具材を小さめに切ると食べやすくなります。七味唐辛子やしょうがなどの薬味は、好みに合わせてそれぞれのお椀に加えると調整しやすくなります。
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手間をかけずに作れる代用具材の簡単な使い方

代用食材を使う場合も、基本的な作り方はいつもの味噌汁と大きく変わりません。
火の通りにくい食材から順番に加えると、失敗しにくくなります。
鍋で作る場合は火の通りにくい食材から入れる
鍋で味噌汁を作るときは、次の順番を目安にしてみてください。
- 鍋に水やだしを入れる
- 大根、にんじん、じゃがいもなどを先に煮る
- きのこ、厚揚げ、冷凍野菜などを加える
- 具材に火が通ったら火を弱める
- 味噌を少しずつ溶き入れる
- 海苔やあおさを仕上げに加える
味噌を入れる前に、具材がやわらかくなっているか確認しましょう。味噌を溶いた後は、長時間煮立たせず、温まったところで火を止めます。
海苔・あおさ・麩はお椀に直接入れられる
加熱しなくても使える食材なら、お椀だけで簡単な味噌汁を作れます。
- お椀に味噌を入れる
- 海苔、あおさ、麩などを加える
- 熱いだしやお湯を少量注ぎ、味噌をよく溶く
- 残りのだしやお湯を注いで混ぜる
味噌が底に残りやすいため、最初に少量のお湯でしっかり溶かすのがポイントです。
生卵や根菜など、十分な加熱が必要な食材には、この作り方は向いていません。
冷凍野菜は凍ったまま鍋に加える
冷凍野菜は、解凍せずにそのまま鍋に加えられる商品が多くあります。
冷凍ほうれん草や冷凍ねぎは、必要な分だけ取り出せるので便利です。冷凍野菜を入れすぎると汁の温度が下がるため、全体が再びしっかり温まってから味噌を溶きましょう。
水分が出て味が薄く感じる場合は、味噌を少しずつ足して調整します。
魚の缶詰は汁や油を少量ずつ加える
魚の缶詰を使うときは、水煮、味噌煮、醤油煮、油漬けなど、味付けの違いを確認しましょう。
水煮缶は比較的合わせやすいですが、味付き缶や油漬けは、味噌汁全体の味が濃くなったり、油分が多くなったりすることがあります。
最初から缶汁をすべて入れず、身と少量の汁を加えて味見をしてみてください。
味が薄いときは味噌を一度に増やさず調整する
代用食材を使った味噌汁は、食材から出る水分によって、いつもより味が薄く感じることがあります。
たとえば、次のような場合です。
- 冷凍野菜をたくさん入れた
- 大根やじゃがいもを多く入れた
- 具材に対して汁の量が多い
- だしの風味が弱い
味噌を一度にたくさん入れると濃くなりすぎるため、少量ずつ溶き入れながら味を確認しましょう。
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代用食材を2種類組み合わせるおすすめ味噌汁

代用食材は1種類でも使えますが、味や食感の異なるものを2種類組み合わせると、より満足感のある味噌汁になります。
ここでは、家にある食材で試しやすい組み合わせをご紹介します。
卵と玉ねぎ|やさしい味わいの定番風
玉ねぎと卵は、クセが少なく合わせやすい組み合わせです。
薄切りにした玉ねぎを先に煮て、やわらかくなったら溶き卵を回し入れます。卵を入れた後はすぐに混ぜすぎず、ふんわり固まるまで待ちましょう。
じゃがいもとあおさ|ほくほく感と磯の香り
じゃがいものほくほくとした食感に、あおさの香りを合わせた味噌汁です。
じゃがいもは小さめに切って先に煮ます。やわらかくなったら味噌を溶き、火を止めてからあおさを加えます。
高野豆腐とにんじん|常備食材で彩りを加える
高野豆腐とにんじんは、冷蔵庫に生鮮食品が少ないときにも作りやすい組み合わせです。
高野豆腐は商品表示に沿って準備し、にんじんは薄切りにします。大きさをそろえると、お椀に盛り付けたときも食べやすくなります。
切り干し大根と厚揚げ|うま味とコクを楽しむ
切り干し大根に厚揚げを合わせると、食べ応えのある味噌汁になります。
切り干し大根は必要に応じて戻し、長ければ食べやすい長さに切ります。厚揚げは一口より少し小さめに切ると、汁となじみやすくなります。
魚の缶詰と大根|食べ応えのある一杯
魚の缶詰と大根を組み合わせると、おかずが少ない日にも取り入れやすい一杯になります。
大根を薄切りにして先に煮込み、やわらかくなったら魚の缶詰を加えます。缶詰に味が付いている場合は、味噌を少なめにして仕上げましょう。
冷凍ほうれん草と卵|包丁を使わず簡単
包丁を使わずに作りたいときは、冷凍ほうれん草と卵の組み合わせが便利です。
冷凍ほうれん草を鍋に入れて十分に温め、最後に溶き卵を加えます。卵全体に火が通ってから味噌を溶き入れてください。
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具・だし・味噌が足りないときの対処法と注意点

具材だけでなく、だしや味噌が少ないことに気づく場合もありますよね。
そのようなときも、無理にいつもと同じ味噌汁を作ろうとせず、家にあるものに合わせて汁物の味を整えてみましょう。
具が本当に何もないときは具なし味噌汁にする
具材が本当に何も見つからないときは、だしと味噌だけのシンプルな味噌汁でも大丈夫です。
ねぎ、白ごま、かつお節、七味唐辛子、しょうがなどがあれば、少量加えるだけで風味を変えられます。
香りや辛味が強い薬味は鍋全体に入れず、それぞれのお椀に加えると、家族の好みに合わせやすくなります。
だしがないときは食材のうま味を活用する
だしがないときは、きのこ、切り干し大根、海苔、あおさ、魚の缶詰など、うま味や香りのある食材を使ってみましょう。
きのこや切り干し大根を水から煮ると、汁に風味が移りやすくなります。
顆粒だしや白だしが少しだけ残っている場合は、最初から多く入れず、少量ずつ加えて味を調整します。
味噌が少ないときは別の調味料を少量合わせる
味噌が少ししかない場合は、醤油や白だしを少量加え、和風の汁物として味を整える方法があります。
ただし、白だしや缶詰には塩味が付いている場合があります。すべてを一度に入れず、味見をしながら少しずつ加えてください。
味噌がないときは別の汁物に切り替える
味噌がまったくない場合は、無理に味噌汁にする必要はありません。
家にある調味料に合わせて、次のような汁物に切り替えられます。
- 醤油味のすまし汁
- 白だしを使った和風スープ
- 卵を使ったスープ
- コンソメを使った野菜スープ
味噌汁に使う予定だった玉ねぎ、にんじん、きのこ、卵などは、そのまま別のスープにも活用できます。
根菜やいも類は小さく切って先に煮る
大根、にんじん、じゃがいもなどは、ほかの具材よりも火が通るまで時間がかかります。
薄切りや細切り、小さめの角切りにして、最初に鍋へ入れましょう。竹串や箸が通る程度までやわらかくなってから、味噌を溶き入れます。
海藻・麩・乾物は入れすぎに注意する
海藻や麩、乾物は、水分を吸うと見た目以上に量が増えます。
最初は少量を入れ、足りなければ後から追加するようにすると、入れすぎを防げます。
味付きもずくや缶詰は調味液を確認する
味付きもずくには酸味や甘みがあり、缶詰には醤油や味噌、油などが使われている場合があります。
鍋全体に加える前に、少量をお椀に取り分けて試してみると、味の変化を確認しやすくなります。
味噌は具材に火が通ってから溶き入れる
味噌を先に入れてしまうと、具材がやわらかくなるまで長く煮ることになります。
まずは具材を十分に加熱し、火を弱めてから味噌を溶き入れましょう。味噌を入れた後は、強く煮立たせずに仕上げます。
味噌汁にキャベツや白菜を入れてもよい?
キャベツや白菜も、味噌汁の具として使えます。
今回の15選には含めていませんが、冷蔵庫に残っていれば十分代用できます。キャベツは甘みが出やすく、白菜はやわらかく煮えやすい食材です。
納豆やチーズも味噌汁の具にできる?
納豆やチーズも好みによっては使えますが、香りやコクが強く、いつもの味噌汁とは違った仕上がりになります。
初めて使う場合は、鍋全体に入れず、お椀一杯分に少量加えて試してみるとよいでしょう。
代用食材は何種類まで組み合わせてよい?
具材の数に決まりはありませんが、初めて組み合わせる場合は2種類程度から始めると、味や食感をまとめやすくなります。
「玉ねぎと卵」「じゃがいもとあおさ」のように、食感や特徴の異なる食材を合わせるのがおすすめです。
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まとめ|味噌汁の具がないときも家にある食材で代用できる

味噌汁の具がないときでも、卵、野菜、乾物、冷凍食品、缶詰など、家にある身近な食材で代用できます。
すぐに作りたいときは、海苔やあおさ、麩など、お椀に直接入れられる食材が便利です。
包丁を使いたくない日は、卵や冷凍野菜を活用すると、下ごしらえや洗い物を減らせます。
食べ応えを出したいときは、厚揚げ、じゃがいも、高野豆腐、魚の缶詰などを選んでみてください。
代用食材を2種類ほど組み合わせると、味や食感のバランスを整えやすくなります。
本当に具材がない場合は、具なし味噌汁にしたり、すまし汁や卵スープなど別の汁物に切り替えたりしても大丈夫です。
味付きの食材や乾物は一度にたくさん入れず、少量ずつ加えて味を確認することが、おいしく仕上げるポイントです。
冷蔵庫や食品棚にあるものを上手に活用して、無理なく温かい一杯を作ってみてくださいね。

